6分野の事業魅力

事業の成長余力調査

知られていなければ無いも同じ

魅力1・基本戦略・基本デザイン

あなたの事業のターゲットは明確になっていますか?戦略はありますか?デザインルールはありますか?事業魅力は顧客の嗜好に合ってますか? 経営者の好き嫌いやデザイナーの個人的な価値観から作られてませんか?あなたの事業が最も評価されるターゲット顧客の嗜好に合わせたデザインを備えると、今までと全然違う結果が見えます。

知られていなければ無いも同じ

魅力2・事業の認知力

あなたの事業にはどのくらいの認知度がありますか?創業80年のお菓子屋さんの認知度を測ってみたら僅か10%程度でした。30年前は30%以上あったと思われます。売上は1/3に下がっていました。事業は知られてナンボです。広告戦略をおざなりにするとこういう状態になります。広告戦略をしてみましょう。デザインや戦略が良いと反応してくれますが、出来が悪いと1人の興味も得られません。戦略・デザインが影響します。
 

店舗なら外観・BtoBなら評判

魅力3・事業イメージ

事業イメージが悪いと利用されません。いかに事業イメージを良くするか?これは利用客の数(新規客)に影響します。ブランディングもイメージのコントロールです。良いイメージを作ることが大事です。

同じ商品でも店によって価格が違う

魅力4・事業付加価値の魅力

店舗で言えば主に内装・装飾、BtoBで言えばWEBや営業ツール。これらは事業の付加価値を高める要素です。商品サービスには原価という絶対価値があり、そこに事業が利益を得るための粗利益という付加価値が乗ります。付加価値が高ければ高いほど事業は有利に利益を得られます。

付加価値の出し方として
1)高い専門性
2)清潔感・洗練感・非日常性
3)何かしらの感動(ラッキー・知識・笑い・充実感) 等があります。

商品の紹介方法は絶対の要素

魅力5・商品サービスの魅力

「良い商品なら絶対売れる」そういう経営者は多いです。が、売れません。間違った考え方だからです。商品が良いか悪いかお客さんが解るのは商品を使った後です。買う前、使う前から解りません。商品や事業を知る→興味が沸く→行ってみる→店内に入る→商品を見つける→会計する→家に帰って使う。すべて上手くいくとこうなりますが、商品や事業を知らなければ終わり→興味がわかなきゃ終わり→店の外観のイメージが悪ければ終わり→店内の雰囲気が悪ければ終わり→スタッフの態度が気に入らなければ終わり。これでは商品に行きつきません。魅力的な商品名、魅力的な商品紹介があると、商品は買われやすくなります。買われにくい商品と買われやすい商品では売り上げは数倍以上違います。
 

リピーターは人が生む

魅力6・クロージングとスタッフの魅力

最後に、会計をする。その時の印象が悪いとリピートしません。最新の会計システムはお客様を待たせません。良い人材ならお客さんが商品を選ぶサポートができます。時給の安いスタッフよりも時給は高いけどそれ以上に働くスタッフを育てましょう。良い人材を得るためには利益が重要です。

事業魅力のグラフ

事業の成長余力調査

黒字化計画では、事業が持つ現在の魅力を「クライアント目線」で、一つのカテゴリを10点満点として、それぞれ何点であるか?を評価します。つまり、現在の事業の力です(図のピンク色の部分)。
それぞれが満点になると仮定すると、事業が成長する余力が見えてきます(図の肌色の部分)。
この成長余力のうち、財務・目標到達点と併せて、どのくらいの事業魅力にするか?を戦略企画できる資料として活用します。

がっかりしないで

低い点だから沢山伸びる

現状の点数が悪くて落ち込む必要はありません。大きな成長の余地があり、事業はいとも簡単に改善できます。むしろ、現状の点数が高く、事業が黒字にならないという状況の方が深刻です。事業余力を測り、事業の未来を把握しましょう。


 

利便性の作用

立地や営業環境

事業調査には、財務・成長余力に加え、利便性の評価というものがあります。利便性とはお客様が便利と感じる事業環境を言います。

・駅に近く繁華街にある
・高額所得所が周辺に多い
・郊外にあるが幹道に面している。
・郊外にあるが充分な駐車場がある。
・収容客数が大きい。
・年中無休や長時間営業である。
6分野の事業魅力を平面の力とすると、これら利便性は高さとなり、売上自体の体積として表せます。余りに立地が悪ければ移動しなければならない事業もあります。改善するには大きなコストがかかるものですが、戦略で必要と考えられれば、利便性の改善もあり得ます。


 

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