経営指導者の在り方

有益であらねばならないサービスが無益化していないでしょうか?

有益であらねばならない経営指導サービスが無益化していないでしょうか?それを指導側が見過ごしていないでしょうか?日本経済の発展のために、あるべき姿を求めます。

指導者が自ら変わらなければ経済の復興は見込めない

セミナーの話

商工会議所・商工会がセミナーを開く。でも、集まらない。広告手段が間違っている事も要因の一つかもしれないけど、最も是正すべきことは、「どうせ役に立たないセミナーだろう」という印象がついている事実です。

そもそもセミナーを開くのは、「課題ありき」ではなく「予算ありき」という構造があります。
商工会議所・商工会は国や都道府県や所在地行政などから出る様々な補助金で成り立っています。事業経営者から徴収する会費は微々たるものです。補助金をもらう側には監査報告義務があり、それは文章や写真などで実施報告をします。
しかし、最近は結果を求められるので、数値が重要な報告となりました。

とある行政主催の「起業セミナー」講師をしました。その行政にも国から起業セミナーの予算が付いたのです。
カリキュラムが緩いので、これでは起業する人数も上がらないし、起業後の生存率も上がらない。と、カリキュラムの改善を求めました。当然、受け入れられると思いましたが、あまり厳しいセミナーだと人が集まらないという意見で改善は為されませんでした。
行政側の重視する数値は、参加者数。
僕が重視する数値は、起業後の生存率。どちらが正解でしょうか?

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