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東京の有名料理店で板前修業を重ねた料理長がおもてなしする、本格日本料理店の新規オープンのご相談からスタートした案件。
場所は鎌倉宮前の目の前、日本家屋の居抜き物件をリニューアルいたしました。もともと日本料理店ということもあり、建物の造りはこだわりが見られましたが手が入らなくなり各部に傷みが出ていました。全体にシミや汚れのあった店内の壁は張り替え、木部の汚れは落として磨きをかけ、階段は住宅の風情をなくすため緋毛氈を敷きました。
また襖紙などもすべて張り替え、全体に格式ある贅沢な空間に生まれ変わりました。
お客様の関係するエリアを整え、そうでない部分は最低限の補修にとどめることで総予算を抑えてリニューアルした一例です。

風情のある門構えですが、しばらく手を入れてないこともあり枯れた印象がありました。
そこで駐車場のかわりに植栽を植え、各部の汚れを落とし麻暖簾とロゴ看板を設置してお店の顔としての印象を引き立たせました。
 

シミや薄汚れた壁はすべて新たに張り替え、照明はスポットやブラケット照明にリニューアルしました。
またテーブルはオリジナルで製作し、全体に日本料理の風情にふさわしい空間に仕上がりました。

普段使いされていた２階も客席としてリニューアル。襖や障子は張り替え、１階同様オリジナル設計したテーブルを設置。真新しい上質な空間ができました。

住宅用の印象の強かった階段は、汚れを落として緋毛氈を敷き詰めました。また汚れの落ちない壁紙は張り替えて一新しています。