一番小さな適材適所
店舗が交通の便が悪い場所にあるとお客様が来にくいですよね。ましてや駐車場がないと使いづらいです。駐車場1台でお客様は一組。駐車場2台でテーブル5つの飲食店は普通、満員にはなりません。収容人数に合わせて駐車場を持ちましょう。
住宅地はもっと使いづらい。ましてや駐車場も取りにくい。離れた駐車場は不便です。
お客様の身になって、お店の場所を決めましょうね。
景気の悪い時は交通の便が良いエリアは狭まります。今は駅徒歩3分が限度かも知れません。景気が良く成れば駅徒歩10分でも悪くないです。
大きく分けられる地域の特色
大都市は人口があるからニッチな事業も成り立ちます。反対にニッチな事業は過疎では殆ど成り立ちません。
観光地は観光関連業が受け入れられます。反対に観光色が薄い事業は成り立ちません。
物凄い人気の観光地には従事者が増えます。そうするとバックヤードで生活のための事業が成り立ちます。人口に比例します。
特に特色が無いけど人口密度の高い場所は生活事業(衣食住・娯楽・学業・スポーツ等)が多く成り立ちます。東京中心街周辺のベットタウンは交通網の進化で今も拡大しています。
今後、訪日外国人の増加により、需要の空白地域だった場所に、魅力的なアトラクションが出来て、多くの人を吸い寄せます。そうするとその周辺に観光関連・生活事業などの様々な事業が成り立ちます。
立地は動く
立地条件は確実に動いています。東京は経済・政治の中心地ですが、観光という力も持ち合わせています。
地方は過疎化が進み、立地条件は平均的に悪く成っています。
この事業は東京でやれば物凄い流行るのにって感じる事業は少なくありません。立地を変える事で、条件が一変するんです。高い家賃の場所は家賃が高い理由(事業のしやすさ・利益の得やすさ)があります。
適材適所とは、事業内容や時代により、最も条件の良い場所へ移動する事です。時代はそう簡単に変わりません。今の景気が一気に好転する事もありません。もし好転しても、好立地なら更に良くなります。
立地は真剣に考えた方が良いと思います。