八木下農園 みかん本舗のサイトにようこそ。
私ども八木下農園は、神奈川県小田原市の海沿いにある、のどかで小さな町、江之浦(えのうら)でみかんの生産・販売をしております。もちろんお店のみかんは全て自家生産したもの。
大津みかん、いしじみかん、デコポン、ゴールデンオレンジ(黄金柑)、ニューサマーオレンジ、プリンスキヨミ、甘夏、バレンシアオレンジ、せとか、はるみ、はれひめ、はるか、カラマンダリン、レモン、春峰…などなど(さらに新品種増殖中!)、たくさんの品種を1つ1つ丹精込めて育てています。

伊豆や箱根、小田原方面へお出かけの際に通る、国道135号線(海沿いの道路)沿いに佇む昔ながらの佇まい「みかん本舗」。是非一度、覗いてみてください。
目印はこのサイトの背景と同じ「黒い板塀」です。店内は「みかん色の珪藻土壁」がワンポイントの、あたたかみのある落ち着いた昔のみかん農家をイメージしています。
 
 

 

「美味しいみかん」へのこだわり江之浦(神奈川県小田原市)は『東洋のリビエラ』といわれ、海と山が混在する自然豊かな土地。気候も温暖で、真冬の時期でも雪が降ることはあまりありません。
みかん栽培には、そんなあたたかな環境が糖度を蓄える上でとても大切。まさに蜜柑の生育に適した土地柄なのです。

また栽培には魚粕主体の有機肥料を使用し、みかんの味や品質の向上につとめています。有機肥料はみかんだけでなく、蜜柑の木や土壌といった環境にもやさしいものなので、畑や木に負担をかけず永く良好な状態に保ってくれています。
「美味しくて健康的なみかんを作るには、まず土壌から」―。先祖から守っている大切な土地への感謝も込めた、八木下農園の考えです。



みかんの選別
みかんの収穫
写真左/みかんをサイズ毎に選別。機械も年季が入ってます。写真上/海のすぐ近くから山あいの畑まで、数箇所の畑でそれぞれにあったみかんを栽培しています。

江之浦のみかん畑 雨や風によって葉や土の成分が海に流れ込み、魚や貝、微生物たちの養分としてもたらされます。ですから、みかん本舗(八木下農園)では、海に近い畑に関わらず、魚粕主体の有機肥料を使用し土壌にやさしい環境に配慮したものを選定しています。









みかんいろいろ
11月
みかんの見た目のイメージ
早生みかん(わせ)/一番早く収穫できる完熟みかん。見た目は外皮がうすく、中の袋が柔らかいのが特徴。

11月
見た目のイメージ
自然栽培レモン/薬剤を一切使用していないので、皮まで安心・安全にお召し上がりいただけます。

12月
みかんの見た目のイメージ
大津みかん(おおつ)/糖度と酸度のバランスが良い品種。平型・大玉の見た目から贈答用にも人気。

12月
みかんの見た目のイメージ
いしじみかん/丸型・中玉のみかん。果糖分が多く、濃厚な風味が特徴。

12月
みかんの見た目のイメージ
はれひめ/さっぱりした口当たりと爽やかな香りが特徴。ゼリーの様な食感が大人気です。

1月
みかんの見た目のイメージ
プリンスキヨミ(西の香)/皮が薄くて、とにかくジューシーな果肉が特徴の品種。当園オリジナルです。

1月

みかんの見た目のイメージ
たまみ/薄皮で香り良く甘味が強い。果肉には
β-クリプトキサンチンがたっぷり。

1月
みかんの見た目のイメージ
春峰/清見とブンタンをあわせた品種。サッパリさわやかな、春先取りの味です。

2月
みかんの見た目のイメージ
津の輝(つのかがやき)/薄皮で香り良く甘味が強い。果肉には
β-クリプトキサンチンがたっぷり。

2月
みかんの見た目のイメージ
麗紅(れいこう)/せとかの姉妹品種で、 適度な食感と濃厚な風味が絶品。

2月
みかんの見た目のイメージ
はるみ/薄皮でむきやすく、濃い味が特徴。ポンカンの香りと豊かな果汁が楽しめます。

2月
みかんの見た目のイメージ
湘南ゴールド/黄金柑×みかん 黄金柑よりひと回り大きく、よりジューシー。かながわブランド

2月
みかんの見た目のイメージ
はるか/上品な甘みが特徴。酸味がないため果物のお菓子の様な風味が楽しめる品種です。

3月
みかんの見た目のイメージ
不知火(しらぬい)/上品な甘みと香り、食感が大人気の品種。とにかく味わって欲しい、みかんの王様。熊本のデコポンの名でおなじみ。

3月
みかんの見た目のイメージ
せとか/「究極の掛け合わせ」といえる人気の品種で、適度な食感と濃厚な風味が絶品。

3月〜
みかんの見た目のイメージ
ゴールデンオレンジ(黄金柑)/レモンとパイナップルを合わせた様な爽やかな風味が特徴。小粒な形も◎。

3月〜
みかんの見た目のイメージ
甘夏/木で熟してから収穫するので、新鮮で風味たっぷり。ジャム等の加工にも◎。

4月〜
みかんの見た目のイメージ
カラマンダリン/初夏に食べ頃を迎える、みかんの様なオレンジ。糖度と酸度のバランスが絶妙!

4月
みかんの見た目のイメージ
ニューサマーオレンジ/独特の爽やかさと柔らかい果肉が特徴。白いわたの部分も一緒に食べられます。

7月
みかんの見た目のイメージ
バレンシアオレンジ/夏の人気品種のひとつ。冷やして食べると美味しさが一層引き立ちます!

7〜8月
ブルーベリーの見た目のイメージ
大粒ブルーベリー/食味が良く大粒の品種が揃っています。




みかん以外にも品いろいろ
みかん本舗(八木下農園)では、大津みかん、いしじみかん、不知火(熊本のデコポンの名でおなじみ)、カラマンダリン、ゴールデンオレンジ(黄金柑)、プリンスキヨミ、ニューサマーオレンジ、甘夏、バレンシアオレンジ、はるみ、せとか、はるか、はれひめ、レモン、春峰…などなど(さらに新品種増殖中!)の、みかん以外にも、ジャムやはちみつ、ブルーベリーなども販売しています。
お近くの方は普段使いに、ご旅行やドライブでお立ち寄りの際にはお土産に。もちろん遠方の方には発送も承っておりますので、お気軽に江之浦(小田原市)の温暖な気候が育んだ、お味をお試し下さい!
八木下農園の生産者、八木下敏雄氏
「江之浦や周辺エリアで力をあわせて、地域の活性化に貢献できれば」と語る、八木下農園の生産者、八木下敏雄氏。

主に、お店の業務全般を担当する奥さん
主に、お店の業務全般を担当する奥さん。店内のディスプレーなどにも手をかけています。

みかんの貯蔵
みかん本舗店内の奥には、みかんを貯蔵している棚があります。みかんは収穫した後にしばらく保存することで余分な水分が抜け糖度が高まっていきます。






みかん本舗のジャム
八木下農園の珍しい果実を使ったオリジナルジャム・マーマレード。どの商品も素材の特徴が活かされています。
左からプリンスキヨミ(西の香)、青摘みニューサマーオレンジ、春峰。

写真左から「ゆずのマーマレード」「ニューサマーのジャム」「あまなつのジャム」
地元で採れた果実と添加物を使わないで作った、安心なジャム・マーマレード。

みかんジュース
温州みかんを一つ一つ手でむいてしぼったみかんジュース。驚くほどの濃い甘味とみかん本来の風味が絶品。人気急上昇中です。

ミカンの花のハチミツ
創業大正8年、地元早川の養蜂家(あさみどり)がこしらえた「ミカンの花のハチミツ」。クセの無い風味が料理の隠し味にも相性バツグン。カレーに入れるとまろやか風味に大変身!人気の品です。


 

みかん本舗の歴史
昭和30年代頃の江之浦漁港が見えるスナップ
昭和30年代頃の江之浦漁港とみかん畑。右から2番目が先代の奥さん。


みかん本舗(八木下農園)の創業は嘉永年間(1848〜1853)頃。
かつてドイツの著名な建築家、ブルーノ・タウトが『東洋のリビエラ』と称したこの江之浦は、古くより農業・石工業を営む村でした。
江戸嘉永年間(1848年〜1853)の文献には、私共の数代前の当主であります江之浦村組頭 八木下源左衛門が、黒船の襲来に備える品川砲台場建設普請に際し、周辺六か村(根府川村・江之浦村・岩村・真鶴村・吉浜村・門川村)の組頭・名主と共に、石工や石を手配*したと記録に残っています。
また安政年間には、それまで早川以西の漁場を独占していた真鶴村との間に、網の投入権利を巡って度々対立し、石橋村・米神村・根府川村・岩村と連名で大網張立ての権利を願い出ており、この頃より村を上げての本格的な漁業が始まりました。その後、大正期からはみかん栽培に本格的に従事し、現在に至っております。


砲台場建設用の敷石 *船への搬送時に海に落ちた砲台場建設用の敷石。近年に入って引き上げたもので、当時の形状が今も残る貴重なもの。
江之浦(神奈川県小田原市)
江之浦の景色(海の手前側が江之浦漁港)。
山と海が織り成す、暖かな気候は、みかんの栽培に適しています。写真中央左の稜線にかかる白い建物はヒルトン小田原。

 



 
古写真-先々代
働き手として住み込みのスタッフが何人もいた、大正〜昭和初期の時代。手前右の人物が先々代。
 
古写真-先代
つかの間の休憩で一息つく、先代と愛犬。
 
古写真-休憩
昔の住居でくつろぐ1コマ。現在店舗の間仕切りに使用しているらしき格子の建具と梁が!

古写真-先代の奥さん
モンペ姿の先代の奥さん。
 
古写真-木箱
スタッフがもたれる木箱には○源の印が。その昔使用していた屋号のようですが、残念ながら真相はわかりません。
   






 

みかん本舗へのアクセスみかん本舗(八木下農園)は、国道135号線沿いにあるみかん直売所。目印はローソン西湘江之浦店さん、また当店の隣りにはドライブイン小田原みのや吉兵衛さんがあります。
小田原方面からお越しの場合、ローソン、ドライブインさんの建物を過ぎてすぐ右手にお店が見えます。目印はこのサイトの背景と同じ「黒い板塀」です。
熱海・伊豆方面からお越しの場合は、ゆるやかなカーブを過ぎた左手奥になります。カーナビで入力してお越しになる場合は海岸線沿いの道路(国道135号線)にあります、「ローソン西湘江之浦店(せいしょうえのうらてん)」さんを目印にお越しください。


みかん本舗外観
みかん本舗外観。黒い板塀と、みかんのマークの看板が目印。写真は小田原方面から見える正面部分です。

昔を思い出すガラスシェードの電球があたたかい、店内
みかん色の珪藻土壁と、昔を思い出すガラスシェードの電球があたたかい、店内の様子。

海沿いのお店です
熱海方面からお越しの際は写真左手に見えます赤い看板(蕎麦屋)を目印に。看板を過ぎますとすぐに左手に黒い板塀の当店が見えます。


 

こんなお店です
みかん本舗の外装・内装は、「昔のみかん小屋」をコンセプトに、あたたかみのある空間をイメージしています。観光や旅行に限らず、伊豆・箱根・小田原など、お近くにお越しの際は是非お立ち寄り下さい。

 
国道135号線沿いの店舗入口   みかん本舗の焼印入りの木箱   みかんのワンポイントを染め抜いた、柔らかな麻のれん  
国道135号線沿いの店舗入口。どことなくあたたかい、みかん色の珪藻土壁がお迎えいたします。
  みかん本舗の焼印入りの木箱。みかんを載せるタイプの什器として活躍中。   みかんのワンポイントを染め抜いた、柔らかな麻のれん。ふわりとくぐって店内へどうぞ。    


みかんやジャム、はちみつなどもございます。   間仕切りには古い建具を再利用   梁材をリメイクした歴史を刻んだカウンター   生産しているみかんの種類は沢山あります
店内にはみかん以外にも、無添加ジャムや、みかんはちみつなどの商品もございます。
  自宅で使用していた古い建具を、店舗と倉庫の間仕切りに再利用。(以前はこんな風に…)   カウンターも、古い自宅で使用していた梁材を再利用。歴史を刻む大小のキズはご愛嬌。   間仕切りの建具の上には、生産しているみかんが一目で分かる札を設置。


各種みかん   みかんのジュース   みかんジャム   生産しているみかんの種類は沢山あります
季節によって様々なみかんを取りそろえております。お好みの特徴をお聞かせいただければご希望に近いみかんをお選びいたします。
  温州みかんを手搾りしたみかんジュース。濃い味ですが甘味もたっぷり!   店内には各種ジャムを揃えています。濃厚でジューシーなみずみずしさに、多くのファンの方が多くいらっしゃいます。   当店が栽培するみかんの品種は数多くあります。そのためそれぞれの袋にはこのような品種タグを取付けさせていただいております。




みかん本舗では一般の方はもとより、業務用みかんのお問い合わせも多くいただいております。
現在、伊豆 川奈「リストランテ ラ・ヴィータ・エ・ベッラ」様、
熱海の旅館「ふふ」様、
小田原の洋食屋「35(さんご)」様、
平塚「木村植物園」様、
箱根「オーベルジュ・オー・ミラドー」様、
横須賀の居酒屋「たのし屋」様、
葉山のレストラン「ピスカリア」様、
中目黒「(株)シェフズファームズ」様、
横浜のジャム工房「旅するコンフィチュール」様
箱根のホテル「ハイアット リージェンシー 箱根 リゾート&スパ」様
等にご提供させて頂いておりますので、業務用でお考えの方もお気兼ねなくお問い合せ下さい。






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